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為替リスクを受けない?クラウドバンクが米ドル運用ファンドを近日スタート

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クラウドバンクが「米ドルによる募集・運用ファンド」および「円と米ドルの両替サービス」を近日公開することになりました。

 

 

 

 

クラウドバンクで米ドル投資が出来るようになる

 

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crowdbank.jp

「クラウドバンク」による資産運用の選択肢を広げていただくことを目的として、お客様から米ドルによる出資の募集を行い、日本国内外の企業等に対し米ドル融資による運用を行うタイプの全く新しい「クラウドバンク」ファンドの提供開始を予定しております。

また、これに合わせ、「クラウドバンク」において、お客様の日本円による預り金を米ドルに両替できるサービスを近日中にリリースいたします。

 

クラウドバンクが日本円だけでなく、米ドルでも投資を募集するようになるとのこと。

これに伴い「日本円を米ドルに両替して投資」のサービスも開始します。

 

クラウドバンクで米ドル投資のメリットとは?

これまで、国内の融資型クラウドファンディング業界において、お客様からの日本円による出資の募集を行い、日本国外の企業等に対し米ドル融資による運用を行うサービスは複数ご提供されておりました。

しかしながら、融資先から米ドルによる利息支払・元金返済が行われた時点の為替相場によって、お客様が日本円で受け取る分配金や償還金が大きく変動するリスクが存在しておりました。

当社が提供を予定している「米ドルによる募集・運用ファンド」では、当社のクラウドファンディング口座において、お客様は米ドルにて出資し、米ドルのまま分配金や償還金を受け取ることができるため、為替リスクを受けることなく(※1)、米ドルによる資産運用が可能となる国内融資型クラウドファンディング業界初(当社調べ ※2)のサービスとなります。

 

つまり米ドルで投資して、米ドルで配当金を受取るので為替リスクを受ける心配がないとのこと。

確かに米ドル商品に米ドル投資できればその間は為替リスクを考慮しなくても良いです。

最終的に円に両替するときのタイミングだけを考えればいいので不要な為替手数料を支払わなくてすみます。

 

クラウドバンクで米ドル運用した場合と、米ドル定期預金で運用した場合の利息を比較してみましょう。

 

基本的に米ドルは日本円より定期預金の利回りがいいです。

住信SBIネット銀行の特別金利だと1ヶ月3%(円からの預け入れ限定)です。

3%だとだいぶ高く感じますね。

 

www.netbk.co.jp

 

クラウドバンクのことですから米ドル建てもいい利回り商品を用意すると思います。

クラウドバンクで2016年に完了したファンド運用実績値が実質平均利回り6.87%(年率)です。

おそらく同レベル、もしくはそれ以上の金利を用意してくるでしょう。

 

検証するまでもなくクラウドバンクのほうが倍以上の好金利です。

日本円の定期預金だと1ヶ月0.02%ですので300倍以上の金利差です。

なんだこの差は。どうなってんだ。

 

もちろんクラウドバンクは元本保証の定期預金と異なり、元本保証のない投資ですのでリスクはクラウドバンクのが高いです。

 

クラウドバンクで米ドル投資のデメリットとは?

 

分配金の為替リスクが抑えられる一方でこんな注意書きが。

 

※1 現時点では、当社のクラウドファンディング口座への入金は日本円のみ受け付けており、当該クラウドファンディング口座からの出金も日本円のみとなるため、米ドル建の預り金をお客様名義の銀行口座等に出金する場合には、クラウドファンディング口座内で米ドルを日本円に両替する必要があります。

 

これは、クラウドバンクへの米ドル入金ができないよということを意味しています。

 

つまり米ドル投資は基本的に以下のような流れになる。

 

  1. 日本円でクラウドバンクへ入金
  2. クラウドバンク内の日本円を米ドル両替(為替リスク有)
  3. 投資、分配金受領(為替リスク無)
  4. 投資完了(為替リスク無)
  5. クラウドバンク内の米ドルを日本円に両替(為替リスク有)
  6. 日本円でクラウドバンクから出金

 

確かに投資そのものでは為替リスクがないですが、投資するためには為替リスクを受けることになるので注意が必要です。

 

投資が終わったクラウドバンク内の米ドルは日本円に両替せず、その後も投資に回し続けることで為替リスクの影響を最小限に抑えることが出来ます。

 

しかし投資が終わった時、出金するタイミング次第では当初両替していたときよりも円高になっていたらせっかくの分配金が減額することになります。

 

例)利回り7%の商品を1年間運用。入金の際には1ドル=100円で両替した。

  元本     1,000,000円 → 10,000ドル

  受取り分配金  800ドル(所得税考慮せず)

  10,000+800=10,800ドル

 

 ・出金時 1ドル=90円(円安)

  10,800ドル → 972,000円

 

 ・出金時 1ドル=110円(円高)

  10,800ドル → 1,188,000円

 

 その差216,000円!

 

恐るべし為替リスク。恐るべし為替差損益。

 

こうなると結局「また再投資するかな」ということになりがちです。

長期で運用する人には良いと思いますが、短期ですとタイミング次第であまりメリットがありませんので日本円で投資をしていた方が良いです。

 

一方、クラウドバンク側にとっては投資資金の流失を抑制する効果になるでしょう。

 

まとめ

 

  1. 米ドル投資の最中は為替リスクを受けずに、分配金を受取れる。
  2. しかしクラウドバンクへ入金するときに為替リスクを受ける。
  3. クラウドバンクからの出金も為替リスクを受ける。

 

個人的には米ドルでの入金が出来るととても良いと思いますが、まだそこまでではないようです。

 

ぜひとも米ドルでの入金が出来るといいですね。

今後に期待しています!